第9回公演 ボクらはみんな生きている
2008年8月9日・10日 入間市産業文化センター
―――あらすじ―――
町は生きる糧に、こそ泥・スリなどをする孤児たちで溢れていた。子どもたちは警察に捕まれば、自由のない重労働の施設「良い子の村」行きになる。そして仲間が捕まってしまった。
その陣頭指揮をとっていたのが、女王陛下から金の指揮棒を頂いた署長。
子どもたちにはスティング団とシャーク団というグループがあった。両団は、共闘しないと先はない。そこで署長の指揮棒を先に盗み出した方の軍門に下るという賭けを。
シャーク団は、署長の計略にかかり捕えられてしまう。良い手立てがなく困っていたスティング団だったが、新たに加わった二人の手引きで、指揮棒を盗み出す事に成功!シャーク団を救いに行ったのだが、ここに至って、署長に捕まってしまう。
しかし、署長は孤児たちの中に、我が息子と娘を発見。その二人こそ、新しくスティング団に加わった子どもたち。息子と娘は、出世に目が眩みわが子を省みない家庭から、自由な浮浪児たちの中に身を投じたのだった。後悔した署長は、「良い子の村」を「明るく愉快で幸せな子どもたちの家」にするのだった。